
ねんどろから皆大好きジャンヌオルタが(ずいぶん前に)発売
ビジュアル・キャラクター・強さ共にFGOの超人気キャラ
ウェハースでも1弾のレアカードでしたしね
っていうかあのウェハースどこで売ってるんですかね?1弾2弾共に
40軒近くコンビニやらスーパーやら回ったのに入荷した形跡すらなし
とか流石に物流から切り離されてる感
FGO関連はなんか操られたようにふらっと手が伸びて相当ヤバいですね…
まぁ可愛い子多いので致し方なし

内容物一覧はこんな感じ
邪ンヌ本体とねんどろ台座、旗に剣にエフェクトとエフェクトプレート
プレート用の支柱、後はねんどろお馴染みの交換用フェイスに
交換用手首が3つと交換用脚部が1つ

まずは本体
Lv.70までや新宿編での短い髪でリリース
キャラ同様に基本的にノーマルのジャンヌのカラバリといった感じなので
今回は簡易可動タイプのボディ
ジャンヌの時にも言いましたがこのボディがホントに手に馴染みますね
サイズやディフォルメに対して可動の量が非常に適切です

ボディの塗装は黒をベースに赤で染めたような配色
赤がグラデーションになってたり甲冑部分の質感とか細かいとこも
丁寧に色彩選択がされていて全体の見栄えがレベル高いです

交換用フェイス
通常顔は微笑むような企むような軽い笑顔
この絶妙な強キャラオーラが良いですね
毎度のことながらねんどろのフェイスパーツは出来が素晴らしいです

睨み顔
もはや煽り画像レベルの嘲笑うような顔
今回この顔が一番気に入ってますw
口の端の造形が通常顔と微妙に異なってる点が高ポイント

照れ顔
デレ顔という感じのジャンヌとはまたちょっと違う感じの照れ顔
なかなか可愛らしいんじゃないでしょうか

旗のサイズが相変わらずデカい、おかしい
今気が付いたんですが旗の模様がジャンヌと違いますね

剣はジャンヌと同じ抜刀状態を差し替えで再現する仕様
因みに今回は右手のみですが角度のついた交換用手首が
付属してるので、剣の切っ先を相手に向けるように構えたり
ポーズに幅が出せるのでこれ良い付属品ですね

邪ンヌにはこの剣に取り付けるエフェクトも付属してます(必殺技?
エフェクトもグラデーション塗装

後なんかクリアプレート式のエフェクト
槍が頭上から落ちてくる感じ?詳しく説明できなくて申し訳ない
いやこれはニワカが出てますね
遊ぶには良いんですが写真撮るとなると正直使い易くはない感じ
とりあえずジャンヌの頭上に置いときまーす

・アヴェンジャー<復讐者>のサーヴァント、ジャンヌ・ダルク(オルタ)
邪ンヌはまぁ端正な容姿とかマイルーム動画等で知るセリフとか
性格とか外見的な部分も勿論好きなんですが、個人的に僕が
一番興味を惹かれる・面白いなと思うのはサーヴァントのクラスが
復讐者(アヴェンジャー)である点なんですよね
歴史上のオルレアンの英雄、ジャンヌ・ダルクは「神の啓示を受け
天の声を聴く少女」として弱冠17歳で百年戦争中のフランス軍に従軍
イングランド軍の猛攻からオルレアンを開放し、その後も快進撃を続け
シャルル7世のを戴冠に大きく貢献しました
しかしながらコンピエーニュ包囲戦で捕虜となり、身代金と引き換えに
イングランド軍の元へ監禁。神の声を聴くというジャンヌは異端審問
(魔女裁判)にかけられ、火刑に処されて僅か19年という短い生涯を
終えました
キリスト教に於いて神の声を聴けるなんて当然チート中のチート能力で
しかもオルレアン解放とシャルル戴冠で実際に2度も奇跡を起こした
ジャンヌの存在は敵側であるイングランド軍からすれば恐怖でしかなく
同時に是が非でも討伐しなければならない対象でした
コンピエーニュ包囲戦でブルゴーニュ軍に敗れ捕虜となったジャンヌ
本来であれば身代金を支払い、英雄を奪還すべきフランスは打算と
現状に甘んじ彼女を見捨て、更にはイングランド側に傾倒していた
フランス人司教のピエール・コーションの暗躍により、その身は敵である
イングランドの手に落ちてしまって…
コーションは裁判に於けるジャンヌの全ての権利を剥奪・妨害した上で
彼女を弾圧と同義の異端審問にかけ、異例の判決を積み上げ、遂には
聡明ではあるものの、農夫の娘ゆえに無学で文盲であったジャンヌに
無罪認定書と偽り、自らが魔女であると認める書類にサインをさせます
神を信じる事すらない魔女と断定され、完全なる孤立の中、フランスの
ヴィエ・マルシェ広場で灰になるまで2度もその身を焼かれました
いやヒドくない?あんまりにあんまりじゃない?
その通り、そしてだからこそ そのALTER(もう一人の)ジャンヌが
アヴェンジャー(復讐者)というのが面白くてですね
可哀想だと思うんですよ、人一倍信仰深かったジャンヌは勝手に
魔女にされて殺されたのに、今度は(500年後に)列聖したことで
聖女だから怒ることも嘆くことも許されないなんて
純粋ゆえに見捨てられ、神を信じたが為に魔女と非難され、自分を
焦がす炎の中、彼女はどんな気持ちだったのか・・・と考えた時に
英霊としてこの世に再臨するジャンヌ・ダルクの可能性の一つである
邪ンヌが復讐者というのが僕には酷く正しいと思えるんですよね
さてそれでは以下適当に何枚か

同系色のスカサハさんと

現在でもEUに28(2016年にイギリスが脱退を表明したので実質27)もの
国々が加盟している通り、欧州での戦争はその殆どが領土問題ですが
その実、裏では経済活動と宗派討争が複雑に絡んでいました
百年戦争はキリスト教に於いて「キリストの血」を意味する葡萄酒(ワイン)
の名産地であるボルドーの領主権に端を発する戦争であるとも言われていて
まさに経済と宗教の戦争で、更に世間知らずな貴族階層、アホしかいない
特権階級、名ばかりの聖職者が加わり、見聞くに胸糞悪い泥沼の利権争い
だったんですよね
純粋に一人の愛国者として戦い、全てを奪われたジャンヌ・ダルクの生涯は
皮肉なことに悲劇だからこそ百年戦争に於ける救済だったと思うんですが
純粋さも努力も信仰も愛国心も利権に踏みにじられた少女の順当な怒り
として描かれた復讐者ジャンヌ・オルタというキャラはジャンヌ・ダルクへの
神の啓示・救済だと感じてしまって、もうホント好きですジャンヌ&邪ンヌ
本編は前述通りやってないので分かりませんが、色々な2次創作でこの2人の
漫画やイラストを拝見する度に尊さで死んでます
聖女として清廉なジャンヌと本来の自分を知るからこそ憎まれ口を叩く邪ンヌ
みたいな、もうホント尊さ測定器5000兆点、神(絵師)の啓示・・・

聖「神へ捧げた身、私は憎む事も嘆く事もありませんが、オルタが私の代りに
怒ってくれるから、今日も心から神に祈りを捧げられます」
邪「はぁ?別にアンタの為に怒ってるわけではありませんけど?」




以上、ねんどろいど ジャンヌ・ダルク(オルタ)でした
いや、歴史薀蓄が多くて申し訳ないですが、こういう史実を掘り下げると
輪郭が強くなる、まさに2次創作の具現化みたいなキャラクターホントに
好きなんですよね
Fate/Apocryphaもジャンヌについては凄く面白かったです
個人的にはFGOにナポレオンが登場すると更に2人のキャラが濃く
なりそうなんで是非実装されるといいですね
この2人はfigmaでも揃える気満々なんでいずれ揃ったらネロちゃまと
一緒に飾りたいとおもいまーす
おまけ


ついでに先日発売の食玩のGフレームを簡単にレビューしていこうかなと
全6種ですが外装(アーマー)がメインである「A」と可動素体(フレーム)が
メインである「F」の2つで1つの商品みたいな感じなので実質3種類ですね
第1弾はνガンダム、サザビー、ユニコーンガンダムがラインナップ
今回ユニコーンは顔が微妙だったので買いませんでしたw

νガンダムの「A」の内容はこんな感じ
非可動のフレームと外装パーツ
一応これ単体でも商品としては成立する感じ

続いて「F」はこんな感じ
可動素体とビームライフルにシールド、フィンファンネルと謎の胸像
まぁ察しがついてる方が殆どだとは思いますが、「A」の外装を「F」の
可動素体に装着し、武器を持たせることでフルアクションフィギュアが
完成しますという商品ですね
3種とも多少の差異はありますが内容物の構成は同じです
まぁここまでであれば別段珍しくもないよくある食玩なんですが


「F」の可動素体の構造がシンプル且つ組立済ながらちょっと常軌を逸した
可動範囲を有していて、当たり前のように膝は2重関節、肩は前にも上にも
引き出し式、胴も動くし、股間にはディスプレイ用の3mm穴…ともうMGの
内装も脅かすくらいの素晴らしい出来になってます

胸像から頭拝借してポージングするだけで凄い遊べますねこれw

外装を取付けて完成したものがこちら

サザビーのボリュームもはや食玩じゃない


流石に素体状態に比べると若干可動範囲は狭まりますが、それでも干渉は
最小限に抑えられてるのかなり動きますね
因みに「A」の非可動素体に付属の平手が交換用手首として使えます凄い

流石に真っ白なのでちょっとスミイレしてつや消し拭きました(超雑に
スミイレでディテールがクッキリしたのでνガンダムの造形の高さが結構
凄いと気付きました。HGUCより今風というかカッコいいバランスですね

動く!動くぞ!フォォォォォォォォォォォゥ!!

オゥ!イェェェェェェィ!殴っていく!

ファイティング!

ファイティング!!

ファイティング!!!

石ころ押し返しまーーーーーす!!!!⤴⤴
2弾のマドロックとグフ楽しみです
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